- インタビュー
2023.05.12
【料理家/「美菜屋」主宰:浅野美奈弥さん】vol.1
もともとモデルとして活動してきた浅野さん。一見誰もが羨むような華やかな世界にいながら、「当時はどこかで無理をしていた」と本人が語るように20代で体調を崩し、それをきっかけに食と健康に真剣に向き合う生活へとライフチェンジ。今では食事と運動に関する様々な事業を展開し、新たな挑戦を続ける彼女の姿を追いかけました。
すべては自分自身が体調を崩したことがきっかけに
ー現在、主に手掛けていることは?
東京でケータリングの「美菜屋」と、茨城県で「Take me farm.」という農園レストランを運営していて、あとは”GO GIRL”というランニングコミュニティをやっています。もともとはモデルをやっていたんですけど、20代の半ばで体調を崩したんです。それがきっかけで、健康に対しての意識が変わって、食の勉強をしたり、運動することを始めまし た。それを自分が今までいた現場にも還元したいと思い、まずはケータリング事業をやろうと思って「美菜屋」を始めました。
ー”GO GIRL”を始めたきっかけは?
“GO GIRL”もだいたい同じ時期に始まったんですけど、食事のことを見直すってい うのとプラスで、運動を始めて、そのきっかけがたまたまお仕事で走ることだったんです。そのときにマラソンに初めて挑戦して、結構早く4時間半ぐらいで完走できて。
それがすごい自信になって、そういう体験を一般の女の子たちにもしてもらいたいくて、”GO GIRL”という団体を作ろうとなりました。私とタレントの三原勇希ちゃ んの2人が中心になって、1人で走れないとか、ラン仲間がいない子たちと私達が一緒に走るランニングコミュニティです。私達と一緒に練習ができるっていうのと、あとはそういう仲間が作れます。みんなでフルマラソンを走ろうという目標を立てて1年間活動しています。
ーこの茨城のお店は最近スタートされたんですよね?
茨城のこの店をスタートしたのは、もともと「美菜屋」が野菜を食べて綺麗になるっていうコンセプトだったので、野菜作りはやりたいと思ってたんですけど、なかなか都内だとできなかったです。ちょうどこの茨城で畑をやりながらレストランをやって欲しいっていう依頼があって、下見でここに来たときに、もうめちゃくちゃはまっちゃって。すごい空気もいいし、なんか人も環境も良いなって。それで「や ります!」って言う感じで始めました。
生産者や野菜への感謝の気持ちが生まれた
ー実際にスタートしてみて何か心境の変化はありましたか?
健康でいるためには、ちゃんと食べることが大事っていうのはもともとわかっていたけど、さらに畑をやりだして、食べ物に対する考え方がすごい変わった気がします。自分が作る側になったから、やっぱり生産者にリスペクトの気持ちが出てきて、自分も何かを作ることで、より野菜とかも大事に扱おうって意識になりました。
ーどんな野菜を育てているんですか?
今はちょうど植え替えの時期(※取材時は3月中旬)なので、種を植えてるとこです。「美菜屋」のお弁当でも使える野菜を結構育てていきたいなと思ってて。ビーツやラディッシュとか、そういう色がかわいいものとかを今回は植えてます。池尻大橋のお店「美菜屋」は、もともとケータリングで予約専用のロケ弁のお店だったんですけど、2年前の夏にやっぱり一般の人からも食べたいっていう声が結構あって、あとは地域に根付いたお弁当屋さんになりたいっていうのがあったので、テイクアウトができる店舗をオープンしました。
ー事業を広げていくと 関わる人も増えますよね?
最初は1人でやった方が楽だし早いから、全部1人でやりがちだったんですけど、みんなで協力した方が物事も早く進むし、やりたいことも実現できるので、“やりたい”とか”やろう”とか、すごい口に出して言うようにしてます。ここ5年ぐらいで、なんか毎年何か新しいことしてる気がします。何かやりたいことをやってくうちに、何かまた新しいやりたいことや、それに関連するものがどんどん増えてきて、“こういうこともできるかも”っていうので、挑戦したい気持ちがすごいやってみたいっていうのが大きくて。
ー美奈弥さんと話していると、次々に新しい挑戦をしていて素直にすごいと思います。
もともと全然そういうタイプじゃないんです、むしろ何もやりたくないみたいな(笑)。どちらかと言うと楽して生きたいみたいな感じの人間だったんですけど、やっぱり走り始めたことがきっかけで、自分が本当にフルマラソン走れるなんて思ってなかったから完走できたことがすごい自信がついて。気づいたらこういう挑戦するタイプの人になってました。
フルマラソンに出続けていることで自分の成長を感じられる
ーご自身にとってマラソンが大きなマインドチェンジのきっかけになったと。
実際本当に走る練習をする時間がないから、もうマラソンやらなくてもいいんじゃないかって思うときもあるけど、やっぱり「毎年絶対1回は出る」と決めてることで、どんどん自分がレベルアップできてる実感があって、なんとか今は続けてますね。走り始める前からヨガとかはやってたけど、どちらかというと“体型維持の方法 =食べない”みたいな、結構不健康みたいな生活だったから、本当に体調崩して食事を変えて運動するみたいな流れが自分の中に出来て、そこで自分がライフチェンジした感じがあります。
ー食の方では自身のお店でvitamixも使ってくれてますよね?
はい、かなりお世話になっていますね。vitamixの印象は機能がいい、とにかくすごい高機能のイメージがありました。フードミキサーで良いものといえばvitamixみたいなイメージですよね。以前、自分で飲食事業を始める前に料理教室に通っていたんですけど、そこでのレッスンやデモンストレーションでvitamixが使われたりしてて、ずっと気にはなっていたんです。スムージー以外にも、ここで採れた野菜とかで野菜ジュースを作ったり、あとは料理で使うソースやドレッシング作りにも取り入れていきたいですね。
【profile】浅野美奈弥
料理家 / モデル / 「美菜屋」主宰 / ランナー
北海道札幌市出身。10代からモデル活動をスタートし順調に活動を続けるも体調を崩し、それ以来、食と健康を見つめ直す生活にライフチェンジ。現在ではケータリング「美菜屋」に続き、茨城の農園兼レストラン「Take me farm.」、会員制ランニングコミュニティ「Go Girl」を主宰し、幅広く活躍する。
公式Instagram @minami_asano
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