- インタビュー
2023.04.04
【モデル/ヨガインストラクター:池田莉子さん】“楽しい”から始まる自由なヨガを伝えて、みんなをハッピーに【前編】
幼少期には新体操の選手として活動し、現在はモデル/ヨガインストラクターとして活躍中の池田莉子さん。その笑顔は、一瞬で周囲の人々を明るく幸せな気持ちにさせるハッピーオーラ全開。型にはまらない新しいスタイルのヨガを提案し続け、イン&アウトドアともに多数の趣味・特技を持つ池田さんのライフスタイルに迫ります。
実は朝は苦手。
だからこそ、起きる楽しみを作っておきます
―1日はどんなふうに始めていますか?
朝ヨガのクラスを担当していたり、いろいろなところに出かけたりするのが好きなので、「朝が得意」と思われることが多いのですが、実は朝はとても弱くて、完全に夜型。起きるのが本当に苦手なんです(笑)。だから、ベッドの周りを自分の好きなもので固めて、朝起きる楽しみを作っておくと、苦手でも起きられるんです。
―好きなものというと、例えば?
音楽や花、あとは、それこそVitamixで作るスムージーもそうですね。目覚めたら、ベッドに寝たまま開脚したり、股関節を動かしたりするのも毎朝のルーティーン。そうするとエネルギーのスイッチが徐々に入って元気になってくるので、「よし、起きるぞ!」と、ブリッジしながら起き上がったりしています。
―「得意」だという夜は何をして過ごすことが多いですか?
絵を描いたり、ヨガウエアのデザインを考えたりしていることが多いです。欠かせないのはアロマをたくこと。自分で調合もして、その日の気分や体調によって心地よく感じられる香りに包まれながら、過ごしています。
―アロマ歴は長いのですか?
ヨガ歴よりも長いですね。母がアロマのインストラクターなので、ミントを摘んで作ってくれたハーブティーを飲んだり、アロマは幼いころからとても身近な存在でした。自然のパワーを当たり前のように自分のエネルギーに変えていたように思います。外出時にもスプレーに入れて持ち歩いていて、その場の空気をなんとなく変えたいときにシュッとひと吹きして深呼吸したり。自分を高めるための大切なツールになっています。
―他に日々のルーティーンなどはありますか?
「ルーティーン」と言えるかわからないのですが、モデルのお仕事のときのメイク中や家でくつろいでいるときなどに、必ず足の裏をさわりながらマッサージしているんですよね。全く無意識なんですけど。足の裏には全身の各器官に対応する反射区があって、さわっていると肩こりの前兆として足の上のほうが痛くなったり、自分でも気付けていない信号を出してくれます。そんなときは肩をメインにストレッチしたり、体をいたわってあげるようにしています。私のヨガのクラスでも足裏を観察する時間を設けているんですよ。
―知らず知らずのうちに、体と心を心地よく保っているのですね。
「ルーティン」と意識しているわけではなく、気付いたら、あれもこれもルーティンという感じです。子どものころから自分に根付いていて、生活になじんでいる習慣というか、もう自分の一部のようなものですね。
落ち込んでいる暇があるなら、
とにかく楽しむ!
―仕事を含むライフスタイルにおいて、大切にしていることは?
「何でも楽しむ!」ということでしょうか。モデルのオーディションに落ちたり、うまくいかないこともあるけれど、逆にチャンスだと思うようにしています。以前、シャンプーのオーディションに落ちたとき、「髪がきれいじゃなかったのかな」と思って、それまで行ったことがなかったヘア・トリートメントに行くようにしたら、違うオーディションに受かったことがありました。常にチャンスは落ちているから、どんなことでも楽しんでチャレンジしてみたほうがいい。何も行動せずにいたら、そのままですから。
―気持ちの切り替えは早い方?
はい、「これがダメなら、次はこれ」とすぐ思って、けっこう楽しめるタイプです。落ち込んでいる時間はないので、行動を先に起こしちゃうんです。コロナ禍のときも多くのヨガイベントやレッスンが中止になって不安やショックを抱えたこともありましたが、、ヨガの楽しさをとにかく伝えたいと、オンラインレッスンを開催しました。少し経ったら、画面越しの生徒さんにもどんどん話しかけられるようになり、人とのつながりも感じられて、楽しくなってきたことを覚えています。
体も心も自由でいいヨガ。出合えたのは運命
―ヨガも池田さんの毎日に欠かせないものですね。
5歳から始めた新体操に日々を捧げていましたが、15歳のときにひざのけがで手術をして。筋肉のバランスが崩れ、松葉杖と車いすの生活が約半年間続いていたとき、母のすすめでリハビリとして始めました。
―やってみてどうでしたか?
ヨガでは肩の力を抜いて静かに座り、心地よく呼吸することが一番大切。それまでは新体操という、動き回って呼吸を整えることなど考えたことのない世界にいたので、それを知って驚きました。
それと、ヨガはポーズが難しいと思われがちですが、本来はもっと自由なもの。新体操では指先の向きや動きもピシッと揃うことを求められ、選手間の競争も激しかったですが、ヨガは、競う必要も、何かに追われる感覚もなく、「ポーズの形にとらわれなくていいんだよ!」と言ってくれた。これは本当に新鮮でした。私は自他ともに認める自由人なので、自由なスポーツであるヨガに出合って本当の自分になれた気がしたんです。もちろん、新体操も楽しかったですが、「絶対こうしないといけない」から解放されたというか。運命的な瞬間でした。
―自分が知っているものとは真逆の新しい世界があったのですね。
それまでは明るい「陽」の世界にいたのに、静かな「陰」の世界に触れたことで、自分の中で心身のバランスが取れたんだなと、後から気付きました。新体操の後にヨガに出合ってよかったなと思っています。
後半につづく
【profile】池田莉子
5歳から新体操を始め、新体操の名門中学校へ入学。全国大会出場などを経て、疲労骨折により引退。そのころヨガと出合い、19歳でヨガインストラクター免許を取得。雑誌や広告、CM、ファッションショーなどに出演するモデル業と並行して、「誰も置いていかないヨガ」をテーマにヨガの魅力を1人でも多くの方に伝えるために活動中。2023年3月から毎月第1木曜に東京・代々木の「アンダーザライト ヨガスクール」でレギュラークラスを担当。
公式HP http://www.name-mgt.co.jp/models/profile/name/ikedarico
公式Instagram https://www.instagram.com/ricoikeda/
アンダーザライト ヨガスクール 公式HP https://underthelight.jp/
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